公益社団法人日本経営工学会
Last Update: 2017/11/24

産学連携研究交流会

産学連携研究交流会

<お申込方法>

 交流会のお申し込みはE-mailまたはFAXにて承ります。以下の申込書(Word)に必要事項をご記入の上、E-mailまたはFAXにてお送り下さい。

第3回産学連携研究交流会申込書(Word)

第3回産学連携研究交流会パンフレット(PDF)(2017年11月17日更新)

※交流会の日程、講演いただく企業が決定しましたら、その都度、本ページおよびパンフレットを更新いたします。

第3回 産学連携研究交流会の開催にあたって

公益社団法人 日本経営工学会 会長・金沢工業大学 教授 石井 和克 氏

公益社団法人 日本経営工学会 会長・金沢工業大学 教授 石井 和克 氏
 経済社会のグローバル化が急速に進む中、生産企業は、生産拠点の海外進出、グローバルな最適購買と物流網の構築、海外現地を含めた人財育成、改善と標準化、IT/ICTの活用など、新たな時代にいかに競争力を高めていくか、多くの課題の中で模索しています。一方、経営工学は、企業の経営課題を解決するための工学的アプローチとして、その理論を深耕し、企業での適用事例を蓄積してきましたが、時代の変化が加速する中、その役割を周知すると共に、産業界のニーズに対応して理論体系を整理し、高度化していかなければなりません。

 本研究交流会は、下記の4つをテーマとし、産業界と学界が日本のモノづくり活性化のために一体となって交流、議論、研究することを目的として以下の4テーマを設定しています。

  • 分科会1:企業体質強化に向けた視点
  • 分科会2:ダイバーシティ/働き方改革
  • 分科会3:IT/ICTの活用
  • 分科会4:品質と効率の改善

 各分科会は、単なる見学に留まらず、大学教員による講義・企業事例の分析、見学企業での実践課題の分析と検証という3回をセットとして開催します。

 経営工学・IEの見方や考え方が日本のモノづくりにどのように貢献できるか、またどんな新たな見方や応用が必要となっているかを、産学・異業種のメンバー間で議論し、自社課題の解決へのヒントを探ります。

 経営工学の理論とその応用に関心のある多くの方々の参加をお願いいたします。

本研究交流会は、4つの分科会で構成されます

(分科会1)
企業体質強化
に向けた視点
(分科会2)
ダイバーシティ/
働き方改革
(分科会3)
IT/ICTの活用
(分科会4)
品質と効率の改善方法
開催期間・頻度 2018年1月~3月
毎月1回開催
(計3回)
2018年2月~4月
毎月1回開催
(計3回)
2018年4月~6月
毎月1回開催
(計3回)
2018年6月~8月
毎月1回開催
(計3回)
特徴 グローバル時代に競争力を高める原点となる見方・考え方を議論します 企業におけるダイバーシティの現状、今後の進め方について議論します IT/ICT活用の可能性を経営工学の側面から議論します 現場における品質改善、品質と効率の改善の進め方を議論します
コーディネータ 慶應義塾大学
 教授 河野 宏和 氏
産業能率大学
 教授 斎藤 文 氏
大阪工業大学
 准教授 皆川 健多郎 氏
成蹊大学
 教授 篠田 心治 氏
 助教 中嶋 良介 氏
1 企業改善
事例紹介
鍋屋バイテック(改善活性化) ダイバーシティ推進事例 工場管理/SCM AGC旭硝子(良品条件)
大学研究
事例紹介
慶應義塾大学
 教授 河野 宏和 氏
東京工科大学
 専任講師 山口 淳 氏
企業活力とダイバーシティ 電気通信大学
 准教授 山田 哲男 氏
成蹊大学
 教授 篠田 心治 氏
 助教 中嶋 良介 氏
2 現場見学 継続的改善活動の実践
 ㈱ミツバ 富岡工場(調整中)
ダイバーシティ経営企業 (調整中)
パナソニック 草津工場
品質・効率改善の実践工場
3 企業改善
事例紹介
オグラ金属㈱(5Sと経営) 男性育休取得の実態 工場管理 マックス(効率改善)
大学研究
事例紹介
慶應義塾大学
 教授 坂爪 裕 氏
イクボスプロジェクト 山形県立産業技術短期大学校
 准教授 山口 俊憲 氏(予定)
名古屋工業大学
 准教授 川村 大伸 氏
(参考)
JIIE分科会との関連
企業戦略 人財力 拡がるIE視点 現場力

※プログラムは都合により変更になる場合があります。また、現場見学会にて、同業の方は、お断りする場合があります。

 (公社)日本経営工学会、日本インダストリアル・エンジニアリング協会(日本IE協会)

分科会1(企業体質強化に向けた視点)

コーディネータ:慶應義塾大学 教授 河野 宏和 氏

<内容>
 生産企業の経営において、顧客に提供する最終製品の品質・コスト・納期を決めるのは現場です。現場の大切さに着目し、そこで働く人たちのモチベーションや安全性にも配慮しながら地道なQCDの改善を継続している企業には、時代の変化に左右されない競争力の基盤となる企業体質や技術力が蓄積されています。本分科会では、現場での標準化、改善、5S、設備保全などに地道に取り組むことが、いかに企業の競争力を強化し、のように経営体質につながっていくか、そうした活動の基盤となる視点や考え方は何であるか、経営工学・IEはそれらの視点や考え方を強化していくうえでどのように役立つのか、事例の分析と工場見学・そこでの討議を通じて深く考えます。

日時 会場 内容
1 2018年1/30(火)
13:00~17:30
慶應義塾大学(日吉) 企業/ケース 「鍋屋バイテック会社の成長要因を考える」
鍋屋バイテック会社
 創業以来450年の歴史を持ち、鋳造を基本技術とする鍋屋バイテック会社を事例に取り上げ、少量多品種の加工・組立で業績を大きく伸ばしてきた同社の経営理念と施策を分析し、人材・設備・技術をベースにした経営体質強化に向けた視点を考える。
大学/研究 「経営体質強化に向けての視点
 -IEと改善をベースにした現場力強化の意義」

慶應義塾大学 教授 河野 宏和 氏
「継続的改善活動を支えるマネジメント要因」
東京工科大学 コンピュータサイエンス学部 専任講師 山口 淳 氏
2 2018年3/2(金)
13:00~17:00
群馬県
富岡市
企業/見学 「継続的改善活動の実践」
㈱ミツバ 富岡工場(調整中)
3 2018年3/27(火)
13:00~17:00
慶應義塾大学(日吉) 企業/事例 「叱る5Sから褒めて伸ばす5Sへ」
オグラ金属(株)
 栃木県足利市で、全員で楽しむ明るい5S活動を展開し、活力ある現場を実現しているオグラ金属の事例を取り上げ、同社が工夫してきた活動の歩みから、現場の活力がいかに経営に貢献するかを考える。
大学/研究 「3Sの徹底による発見型改善のすすめ」
慶應義塾大学 教授 坂爪 裕 氏

分科会2(ダイバーシティ/働き方改革)

コーディネータ:産業能率大学 教授 斎藤 文 氏

<内容>
 ダイバーシティ推進、働き方改革が喫緊の課題として取り上げられています。しかし、実際の現場では実施方法は手探りで、掛け声だけで終わり実行が伴わない、あるいは活動が頓挫しているといった声もきかれます。モノづくりの現場においては今までIE・経営工学といったアプローチにより、製品のリードタイム短縮・生産性の向上といった取り組みは華々しい成果をあげてきたにもかかわらず、それを支えている人については非効率な働き方があたりまえのように受け入れられてきました。そこで本分科会では、あらためてダイバーシティ推進が企業においてどのような意味を持つのかを理解し、モノづくりの現場において今まで培ってきたIE・経営工学のノウハウをどのように働き方改革に活かしていけるかをみなさんで考えていきたいと思います。

日時 会場 内容
1 2018年2月
13:00~17:30
成蹊大学(吉祥寺) 大学/研究 「企業活力とダイバーシティ」
企業/事例 「メーカーにおけるダイバーシティ推進事例」
2 2018年3月
13:00~17:00
関東
近郊
企業/見学 「ダイバーシティ経営100選受賞企業から選定」
3 2018年4月
13:00~17:00
成蹊大学(吉祥寺) 大学/研究 「イクボスプロジェクトについて」
企業/事例 「男性育休取得の実態」

分科会3(IT/ICTの活用)

コーディネータ:大阪工業大学 准教授 皆川 健多郎 氏

<内容>
 各種の社会活動におけるビッグ・データの活用やドイツのIndustry 4.0に見られるような工場内でのロボット技術の積極的な活用など、近年の情報技術の急速な発展をベースに、産業界および学会では、IT(Information Technology)/ICT(Information and Communication Technology)の活用と研究開発が非常に重要なテーマになっています。本分科会では、このような社会的背景をベースに、主に生産企業での活動を中心にして、そこでのIT/ICTの活用事例を紹介する共に、学術的な側面からの研究課題を考察します。これらを通じて、産業界におけるIT/ICT活用の可能性を経営工学・IEの側面から議論していきたいと思います。

日時 会場 内容
1 2018年4月
13:00~17:30
(調整中) 企業/事例 「工場管理の取り組み」
大学/研究 「SCM/ERP」
電気通信大学 大学院情報理工学研究科
 総合情報学専攻 准教授 山田 哲男 氏
2 2018年5月
13:00~17:00
滋賀県
草津市
企業/見学 「スマート工場の取り組み」
パナソニック㈱ 草津工場(調整中)
3 2018年6月
13:00~17:00
(調整中) 企業/事例 「工場管理へのIT/ICT活用の取り組み」
大学/研究 「工場管理」
山形県立産業技術短期大学校 機械システム系 准教授 山口 俊憲 氏

分科会4(品質と効率の改善方法)

コーディネータ:成蹊大学 教授 篠田 心治 氏/助教 中嶋 良介 氏

<内容>
 現場における改善には、良品率、手直し率、欠品率などを指標とした「品質の改善」と、稼働率、タクトタイム、コストなどを指標とした「効率の改善」があると考えます。IEの分野では、「効率」の改善を主に対象としてきましたが、改善を進める上で「品質」は必ず考慮しなければならない事項です。さらに、現場の現象を見える化し進めるIE活動では「良品条件」の追求など「品質」の改善の方法も進んできています。本研究会では、現場における品質改善の取り組み、品質と効率の改善をどのように切り分けて進めるかといった内容について、議論し模索をしていきたいと考えています。

日時 会場 内容
1 2018年6月
13:00~17:30
成蹊大学(吉祥寺) 大学/研究 「品質と効率の改善について」
成蹊大学 理工学部 システムデザイン学科 教授 篠田 心治 氏
企業/事例 「良品条件の追求事例と教育方法」
AGC旭硝子 篠田 正行 氏

  • 加工点における良品条件の追求方法
  • 良品条件を追求したいくつかの事例
  • 良品条件の追求を理解するための教材について
大学/研究 「周辺視野を活用した目視検査の実態と理論」
成蹊大学 理工学部 システムデザイン学科 助教 中嶋 良介 氏

  • 儲けるものづくりのための検査工程の役割とは
  • 人間の視覚メカニズムに基づいた目視検査とは
  • 自社で精度と効率を両立する目視検査を実現するためには
2 2018年7月
13:00~17:00
(調整中) 企業/見学 「品質と効率の改善実践工場」
3 2018年8月
13:00~17:00
成蹊大学(吉祥寺) 企業/事例 「価値作業の連続と製造品質の安定化」
マックス㈱ 生産システム部 部長 吉田 信太郎 氏

  • 価値作業連鎖工程の実現
  • センサー活用における製造品質の安定化
  • センシングと人作業の共存
大学/研究 「品質管理の勘所」
名古屋工業大学 社会工学教育類 経営システム分野 准教授 川村 大伸 氏

  • 品質管理とは
  • 品質向上の考え方およびアプローチ方法
  • データを活用した品質管理

参加いただきたい方々

 経営工学的視点から、企業競争力向上について産学連携で継続的に交流・議論・研究することにご関心がある企業、大学関係者

参加費用

参加費(税込)
①日本経営工学会会員:
1分科会・1名あたり 50,000円(税込)
②日本IE協会会員:
1分科会・1名あたり 50,000円(税込)
③上記会員以外:
1分科会・1名あたり 55,000円(税込)

(*1)なお、会場までの交通費は別途ご負担いただきます。
(*2)日本経営工学会 賛助会員の方は、1分科会のみ1名は無料で参加いただけます。

スケジュール

各分科会で共通した進め方

  1. 第1回目の冒頭で、コーディネータから、分科会についてオリエンテーションを行います。
  2. 各会合では、企業・大学からそれぞれ事例をご講演いただきます。(見学会では企業事例のみ)
  3. 講演後、グループに分かれてディスカッションを行います。
  4. ディスカッション後、グループごとに発表を行い、コーディネータ総括を行います。
  5. 第3回目の最後に、コーディネータの指導のもと、分科会について、まとめ作業を行います。

申込方法

(公社)日本経営工学会のホームページ(http://www.jimanet.jp/)に最新情報を掲載しています。
パンフレットの末尾に掲載の申込書または、こちらからダウンロード してお申し込みください。