日本経営工学会倫理規範
平成15年5月17日制定
日本経営工学会会員は、経営工学に関する学理の研究とその成果の利用にあたり、科学技術が人類の環境と生存に重大な影響を与えることを認識し、社会への貢献と公益への寄与を願って、以下のことを遵守する。
- 社会的責任
自らの専門的知識・技術・経験を生かして、人類の安全・健康・福祉の向上、増進に貢献する。 - 公平性
人種・宗教・性・障害・年齢・国籍によって差別せず公平に対応し、個人の自由と人格を尊重する。 - 自己研鑽
専門知識の維持・向上・普及に努め、学術の発展と文化の向上に寄与する。 - 公正性
学理及び技術上の主張や判断は、事実とデータに基づき、誠実かつ公正に行う。 - 行動規範
研究・調査活動、学会活動、その他の社会活動に際して社会・環境・組織・個人を尊重し、それらへの影響やリスクについて十分に配慮する。 - 公開性
自身の関与する事実や活動について、広く社会の理解と協力を得るため、積極的にその成果を還元すると共に、中立性・客観性をもって情報の社会的共有化、公共化に努める。 - 知的財産尊重
知的財産権と知的成果を侵害せず、これらの取扱に細心の注意を払う。 - 人材育成
自己の属する組織の構成員に対し、上記項目を遵守できる人材育成に努める。