経済社会のグローバル化が急速に進む中,生産企業は,生産拠点の海外進出,グローバルな最適購買と物流網の構築,海外現地を含めた人財育成,IT/ICTの活用,生産準備を含めたリードタイムの短縮など,新たな時代にいかに競争力を高めていくか,多くの課題の中で模索しています。一方,経営工学は,企業の経営課題を解決するための工学的アプローチとして、その理論を深耕し,企業での適用事例を蓄積してきましたが,時代の変化が加速する中,その役割を周知すると共に,産業界のニーズに対応して理論体系を整理し,高度化していかなければなりません。
これらを背景に,日本経営工学会では「産学連携研究交流会」などの活動を行いながら,産学連携活動の推進を図っています。
また,学会には現在6つの研究部門が設置され,各部門が研究プロジェクトも進めております。