<日本経営工学会関西支部 平成16年度 第2回定例セミナーのご案内>
日本経営工学会関西支部
支部長 久米 靖文
副支部長 溝口 泰弘
定例セミナー主査 小深田 孝
定例セミナー副査 松本 政秀
標記研究会を下記のとおり開催いたしますので、万障御繰り合わせの上、御出席下さいますよう御願い申し上げます。
日時:平成17年2月12日(土) 14:00~17:00
場所:ダイキン情報システム(株) 大広今橋ビル4階
  〒541-0042 大阪市中央区今橋2丁目4番10号
Tel 06-6208-5130 (代)
(会場は http://www.dki.co.jp/office/osaka.html をご参照下さい)
参加費:1,000円 参加申込み 不要
講演Ⅰ:IPD(Integrated Product Development:統合製品開発)-IBMにおける開発マ ネジメント変革-
講演者:日本アイ・ビー・エム㈱ 青栁 茂  氏 講演内容:新事業・新製品開発は製造業にとって最重要の経営課題である.製造現場 で仕様書
や設計図に基づいて品物をつくる技術-狭義のモノづくり-を高度化するこ とはもちろん大切である.

しかしこれからの製造業にとっては,市場調査から製品企 画,設計・製造・販売を通じた製品ライフ
サイクル全般を事業として見ることがさら に重要になると考えられる.ここでは日本アイ・ビー・エム㈱
のIPDを,企業の製品開 発マネジメントを変革し,上述のような"広義のモノづくり"の高度化を実現する有効
な仕組みとして紹介する.
講演Ⅱ:21世紀型「学習企業」づくり-(株)関ヶ原製作所のHRM(ヒューマンリソース マネジメント)について-
講演者:㈱関ヶ原製作所 代表取締役社長 矢橋 昭三郎 氏
講演内容:16年前,バブル崩壊で売上が半減した㈱関ヶ原製作所では,経営危機を乗 り切る方策を社員全員が
一丸となって模索した.その過程の中で取り組まれたリスト ラなき再建「ニューセキガハラ活動」を通して,
人間主体の経営をスタートした.自 らを「学習企業」と称し,階層別の基本教育や技術・技能など全社レベルの
教育体系 の独自構築に取組んできた.この取組みは企業における優れた人材育成モデルとして 大変参考になるもの
と考えられる.
以上