岡山地区生産システム懇話会の講演会のご案内

岡山地区生産システム懇話会 会長 大崎 紘一

 岡山地区生産システム懇話会講演会(後援,日本経営工学会中国四国支部)を下記の要領にて開催することになりました。ご多用中とは存じますが、多数ご参加下さいますようご案内申し上げます。

開催日時:

平成17年8月19日(金) 13:30~15:50

会場:

岡山大学50周年記念館 2階大会議室 (駐車場あり)

演題:「M&A時代における投資ファンドと敵対的買収」

講師:


   一橋大学大学院国際企業戦略研究科 教授
   GCA株式会社 代表取締役
   

佐山 展生 氏

講師略歴:

帝人において11年間ポリエステルの重合に関する製造・生産技術開発および新製品の研究開発にも従事した後、1987年三井銀行(現三井住友銀行) 入社しM&Aアドバイザー業務に従事。(1990年から1995年までは、ニューヨークにおいて米州部M&Aチームの統括。その後、 M&A専門部の企業情報部の部長。)この間、数多くの国内外のM&Aを成約。 1998年に代表取締役パートナーとしてユニゾン・キャピタルを共同設立。2003年5月よりグローバルコーポレートアドバイザリー(GCA)取締役、 2004年4月より代表取締役。
米国を中心とした海外企業の買収案件を多数成約させた他、日本のM&A業界において前例のない大型倒産企業のM&A案件を成約。そのひとつが、1997年に日債銀(現あおぞら銀行)の子会社で当時最大の1兆円を越す負債を残して破産したクラウン・リーシングの営業譲渡であり、国内リース営 業部門及び海外資産合わせて3500億円を越す資産を約2ヶ月で売却し、その他の国内外の資産も短期間に売却を完了。またこの際、約3、000億円の不良 債権も、日本で初めてのバルク入札により約3カ月で売却。この際の不良債権のバルクセールの手法は、今日の日本の不良債権バルクセールの礎となっている。 また、1998年には、大倉商事の破産事件にも中心的に関与し、航空機部門やワイン部門等の譲渡を約1ヶ月以内に完了させ、日本の倒産企業のM& Aの先例となる。
1976年京都大学工学部卒業、1994年ニューヨーク大学MBA取得、1999年東京工業大学大学院社会理工学研究科博士後期課程修了(学術博士)。また、現在、東洋大学大学院経営学研究科客員教授及び東京工業大学大学院社会理工学研究科非常勤講師。2004年4月より、一橋大学大学院国際企業戦略研究科助教授。現在、同教授。

参加費:

無料


申込期限:

平成17年8月12日(金)

問い合わせ・申込先

OSSK事務局 梶原康博、塩見茂
TEL/FAX: 086-251-8056
E-mail: kajihara@iims.sys.okayama-u.ac.jp


情報発信日:2005年7月13日