第28期　第5回理事会だより

第28期理事会の第5回会合が平成18年3月24日（金）14：00～18：10、青山学院大学総研ビル9階　第15会議室にて開催され、理事12名、監事2名、事務局1名が出席しました。

議事録署名人として松丸正延氏、渡邊一衛氏の2名が選任されました。

会員数は平成18年3月24日現在、名誉会員25名、正会員1,615名、学生会員216名、賛助会員32社33口です。

今回の理事会では以下のことが審議されました。

議決事項

1. 平成17年度ＪＩＭＡ各賞の選考プロセスと最終候補について
   この件について、表彰担当理事より平成17年度ＪＩＭＡ各賞の選考プロセスと最終候補について説明があり、慎重に審議した結果、学会賞1件、論文賞1件、論文奨励賞2件、経営システム賞1件、経営工学実践賞2件、優秀学生賞30件を了承した。


2. ＮＩＩ文献検索サービスCiNiiへの参加について
   この件については第４回理事会において日本経営工学会誌Vol.25-1～Vol.47-2　ならびに日本経営工学会論文誌Vol.47-3～　を対象にコンテンツを無料で提供する契約を大学共同利用機関法人情報・システム研究機構　国立情報学研究所開発事業部コンテンツ課と結ぶことを第４回理事会議決事項において了承したが、論文誌編集担当理事より、正式契約文書の形で再度説明があり、これを了承した。


3. （株）春恒社との契約について
   この件について庶務担当理事より説明があり、第４回理事会において検討された契約内容の中の下記の点に関して再度、慎重に審議した後、以下のような形で了承された。
   

   （１）	学会誌バックナンバーの保管について 品川にあるコクヨの倉庫を実地棚卸しを行った結果、バックナンバーの保管は２０段ではなく、１６段であることがわかったので、３６万円を２８万８０００円に修正した。
   （２）	ＩＥＭＳジャーナルの定期購読申込み窓口業務に関する契約について 2005年度の実績は個人1件、大学機関2件であったが、2006年度は個人と機関を合わせて20～30件を見込んでいるという報告に基づき、2006年度は契約するが、次年度以降は実績に基づいて再検討することになった。ただし、７万円の事務契約金額については予想される件数に合わせた数値に見直してもらうことになった。

4. 代議員制移行に伴う定款、細則の変更について
   この件について庶務担当理事より標記の件について、本年総会の議案となる別紙資料「定款（改正後）」「定款の新旧対照表」「規定の新旧対照表」が提案され、慎重に審議した後、「定款（改正後）」「定款の新旧対照表」について次の３点を修正した上で了承された：①表決される総会日(平成18年5月27日)を記入する、②追記した附則を附則５とし、従来の附則１～４も記載する、③３カ所にある不要な項目（（書面表決等））を削除する。

協議事項

1. 会長メモ
   会長より、本学会で現在使用している「専門分野キーワード」に「技術経営（ＭＯＴ）」を追加したい旨の提案があった。これについて慎重に審議した結果、論文誌編集担当理事が中心となり、研究・表彰担当理事が副となる形で、副会長、企画行事、大会、会員の各理事が加わり、継続審議することが了承された。


2. 「経営システム誌」定期購読料改定について
   システム誌編集担当理事より、標記の件について、会員外のシステム誌購読者（40件）に対する「定期購読料（年４冊：8,400円）」「バックナンバー1冊（2,100円）」がこれまで、論文誌の定期購読料（年６冊：9,450円）より安く設定されていた現状について説明があった後、2006年度より経営システム誌の発行が年６冊となるのに伴い、論文誌の定期購読料と同一価格（年６冊：9,450円）に設定したい旨の提案がなされ、そのことについて慎重に審議した結果、了承された。
   　それに伴って「経営システム誌編集委員会運営細則第７条６項を修正、並びに付則4項に「平成１８年５月２６日改正する」とし、ホームページに反映させることが了承された。


3. 日本工学教育連合会平成１８年度講演会の共催依頼および実行委員の推薦の件
   国際渉外担当理事より標記の件について、これまでの経緯として昨年度のＪＩＭＡとの関係性、ＪＩＭＡ会員へのメリットについて説明があった上で、委員候補者１名を推薦したい旨の提案があり、原案通り了承された。


4. 平成１８年度決算・予算案について
   財務担当理事より標記の件について説明があり、慎重に審議した結果、協議すべき事項が決定されたので、原案を修正することにし、継続して審議することになった。


5. ＦＭＥＳ経営工学分野審査委員会委員の選出について
   ＪＡＢＥＥ担当理事より標記の件について提案があり、慎重に審議した結果、ＪＡＢＥＥ本部に登録された名簿に照らして平成２０年以降の体制づくりを考慮した上で選出することが確認された。


6. 研究大会等に関する業務について
   

   （１）	監事より標記の件について大会入金の振込口座・銀行口座名を学会名に変更することを考慮してほしい旨の提案があり、次回以降の理事会に向けて大会担当理事が検討することになった。
   （２）	大会担当理事より，次年度予算に関わる大会特別交付金を新交付金名目として明文化する旨の提案があり、大会細則第２１条２項の改訂に向けて文案を検討することが了承された。

7. Overseas Guest 推薦に関する細則の廃止について
   国際渉外担当理事から、報告事項資料における「３．当該委員会関連規定、細則の見直し確認」の内容について提案があり、定款変更が今春の総会で表決された後に行われる規定見直しの対象とすることで了承された。

監事報告

学会誌等バックナンバーの保管状況を視察するため、長沢監事、松丸財務担当理事、能勢庶務担当理事および事務局中川氏の４名で、3月24日(金)11:30～12:10、保管場所であるコクヨ品川配送センター（港区港南５－３－３２）を訪問した。事務局から搬入した161箱の保管箱が適切に保管されていることを確認し、数箱について現品をチェックした結果、学会誌25-1～47-2、論文誌47-3～56-6、経営システム1-1～15-4が保管されていることを確認した。ただし、後日バックナンバー保管リストと保管箱番号の対応を確認したところ、リストの一部に誤記入または記入漏れと思われる箇所が発見されたため、現品との照合を事務局に依頼中である。

以上