第27期 第6回理事会だより

第27期理事会の第6回会合が平成16年5月21日(金)、高崎ビューホテル 3階「ほたか」にて開催され、理事12名、監事2名が出席しました。

議事録署名人として竹安数博氏、高橋勝彦氏の2名が選任されました。

平成16年4月末日現在、正会員1,935名 学生会員269名 賛助会員38社40口です。

今回の理事会では以下のことが審議されました。

  1. 平成16年度研究部会の承認と補助金額に関する件
    平成16年度研究部会および補助金額が次の通り承認され、計50万円が予算化されることになりました。
    継続7件:KAIZEN and ERGONOMICS、計算知能化、ナレッジマネジメント、マネジメント・サイエンスのニューフロンティア(各6.4万円)、住宅の生産性、マネジメントオブテクノロジー(各5.2万円)、e-education support system(4万円)、
    新規2件:リバースロジスティクス、21世紀モノ造りマネジメント(各5万円)
  2. (財)学会誌刊行センターと編集委託業務に関する契約書の件
    経費のコストダウンをするため、テンプレート方式の採用を検討することから契約期間を平成16年度の1年間にすることになりました。また、詳しい業務内容に特記事項を付記することの提案がありました。
  3. (財)日本学会事務センターと業務委託に関する契約書の件
    業務内容を再度見直すこととし、庶務理事へ意見を集め次回理事会にて確定することになりました。
  4. 特別委員会2
    特別委員会2から申請した文部科学省科学研究費は不採択であったこと、経営工学についてあるべき姿・展望、発展に向けて課題の報告がありました。また、シンポジウムを平成17年度春季大会にて開催するにあたり、講演者・テーマ等について検討しているとの報告がありました。黒田会長より同シンポジウムについては特別委員会1と2が共催するのが望ましいとの提案があり、銀屋副会長へ依頼することになりました。さらに、経営システム誌にまとめの特集を出すことが提案され、了承されました。
  5. 経営システム誌編集委員会
    今後の予定(第14巻1号~第14巻3号)について報告がありました。また、経営システム誌の刊行センターとの業務契約内容について、1年間の契約書を交わし、広告関連の業務は(財)日本学会事務センターへ依頼することになりました。14巻2号以降より、予算の執行状況を把握することになりました。寄稿原稿のテンプレートを作成し14巻3号から適用することになりました。経費削減のため、冊子内の色紙は使用しないことになりました。刊行センタースタッフの編集委員会出席には、5,000円/時が必要になることから最小限必要なときに限り出席を求めることになりました。広告収入の増加をするため各理事へ紹介を要請することになりました。
  6. 研究委員会
    「横断型科学技術の役割とその推進」政策提言プログラムの最終報告書が5月末に文部科学省へ提出されることになり、承認が得られれば公開するとの報告がありました。また、大会での発表には連名者の同席が義務づけられているため、企業から参加しにくくなっているとの観点から、この見直しを検討したいとの方向が示されました。
  7. 表彰委員会
    翌日開催される総会の受賞者出席者についての報告がありました。
  8. 企画
    秋季研究大会(10月)にて「若手研究者によるシンポジウム」の開催を準備しており、その詳細については、次回理事会にて報告することになりました。
  9. JABEE委員会
    FMES/JABEE委員会の委員長が、伊地知寛博氏(研究・技術計画学会・一橋大学)に変更になったとの報告がありました。今年度の審査校については1校の候補があり、審査員を増やす為に研修を受けてもらうよう要請がありました。また、前委員長の渡辺一衛氏は当学会からの3人目の委員として登録したい(投票権は2名)との申し入れがあり、了承されました。
  10. 国際・渉外委員会
    下記の事項について報告がありました。
    スケジューリング学会主催スケジューリング・シンポジウム2004への協賛
    スケジューリング・シンポジウム2004
     「"流れ"を活かすスケジューリング - 人・もの・金・情報をたばねて - 」
     日程:9月29日~30日、場所:静岡大学
    日本技術士会との連携に関するJIMAからの講師派遣
    4月1日:枇々木規雄氏(慶應義塾大学)、6月3日:池上敦子氏(成蹊大学)、
    8月7日:大林厚臣氏(慶應義塾大学)
    日本IE協会との連携
    全国IE年次大会 日程:6月9日~11日、場所:京都テルサ
    横断型基幹科学技術研究団体連合の監事(2005年3月末まで)に河野宏和氏が就任

  11. 行事委員会
    会員への案内(勧誘の広告)のため、参加者の了承を得てショートコースの講演・質疑の状況をビデオ撮影し、ホームページ等へ掲載することの提案があり、了承されました。
  12. 会員委員会
    翌日開催の支部委員会に支部長の出席を求めており、正会員増強について支部へ勧誘依頼すること、秋季研究大会までに具体的な勧誘方法を提案する予定であること、除名対象者への確認の結果5名が会員継続になったこと、学生会員への種別変更の確認の結果16名が正会員への変更手続きをとったこと、パンフレット作成の計画およびWEBからの入会方法について事務センターと調整することの報告がありました。
  13. 支部委員会
    支部企画事業補助金について各支部へ減額を依頼し了承を得たこと、翌日開催の支部委員会に支部長の出席を求めており、その場で説明して意見を伺いたいとの報告がありました。北陸支部からの支部規定変更の報告にもとづき、支部役員就任の条件(正会員の資格)について検討する必要があるとの問題提起があり、規定の見直しを含めて引続き検討することになりました。
  14. 財務委員会
    会員の年会費納入率を上げるための対策が必要とのこと、各委員会からの予算については、前年度の実績と比較して減額し、平成16年度予算案を作成したとの説明がありました。
  15. 庶務委員会
    平成16年度通常総会・評議員会の進行及び資料について確認されました。今年度は選挙を開催する年度であるため、平成16年度事業計画に、選挙管理委員会・選考委員会を追加することになりました。また、並木高矣名誉会員のご逝去に伴う対応について報告がありました。
  16. 論文誌編集委員会
    英語論文特集号の論文募集について報告がありました。
  17. 大会委員会
    平成16年度春季大会の参加者状況について下記の通り報告がありました。
    予約参加者数 正会員159名、学生会員18名、非会員8名 合計185名
  18. 特別監査報告
    (財)日本学会事務センターを通じて業務委託している(株)学会ユーティリティセンターの不祥事による(社)日本経営工学会への影響について、理事会の付託を受け、4月21日に特別監査を行ったとの報告がありました。特別監査結果については、翌日の評議員会・総会にて報告し、学会ホームページに掲載することになりました。

次回以降の理事会は、第7回は平成16年7月16日(金)PM17:00から東京(駅近く)で、第8回は9月10日(金) PM17:00から東京で、第9回は10月22日(金) PM17:00から金沢で開催することになりました。