第27期 第4回理事会だより

第27期理事会の第4回会合が平成16年1月5日(月)、青学会館校友会グリーンエリアC室にて開催され、理事11名、監事2名が出席しました。

議事録署名人として田村隆善氏、松井正之氏の2名が選任されました。

平成15年12月末日現在、正会員1,974名 学生会員238名 賛助会員39社41口です。

今回の理事会では以下のことが審議されました。

  1. 優秀学生賞推薦依頼対象学科の見直しに関する件
    学科名称、会員所属学部・学科の多様化が見られますので、これまでの主として学科名称による推薦依頼対象大学を見直したいとの提案があり、原案どおり合計40学科を対象にすることが承認されました。
  2. ホームページのデザイン公募に関する件
    今年の秋頃を目処に学会ホームページのトップページを変更する予定であり、平成16年度総会時に会員限定で公募を開始し、謝礼として10万円を贈呈したいとの提案があり、審議の結果、承認されました。
  3. 支部交付金に関する件
    支部委員会にて支部交付金額に関する申請書類を検討した結果、各支部からの申請額等に基づく支部企画事業補助金査定額の提案があり、承認されました。
  4. 会員に関する件
    学生会員の種別変更方法について、次年度に向け種別を郵送にて確認することとし、会費請求の手配をすることになりました。なお、返信のなかった学生会員については、指導教授(及び推薦した正会員)に異動の確認を依頼することになりました。
    正会員の会員増強・除名について、会員数を増やす対策及び会費滞納者への対応について早急に別途検討することとし、これに合わせて除名処理を進めることとになりました。
  5. 大会開催日程に関する件
    平成17年度秋季研究大会の開催を中部支部へ依頼したところ、2005年日本国際博覧会(略称「愛知万博」)の開催に合わせて9月下旬の日程にしたいとの申し入れがあったとの報告があり、審議されました。
    大会規定第2条によると、秋季研究大会は毎年10月または11月に開催することになっていますが、理事会では、特別の事情がある場合には秋季研究大会の9月開催が可能となるよう大会規程を修正する方針を確認する一方、発表申込・予稿集原稿締切の日程等を勘案して多くの会員が参加できるよう開催時期を再度検討してもらうことになりました。
  6. 日本技術士会との連携に関する件
    日本技術士会と「継続教育の実施に係わる相互連携に関する覚書」を締結することに関する提案がありました。審議の結果、提案の覚書を交わし連携していくことが承認されました。
    また、連携内容の詳細について、現在日本技術士会ではセミナーを開講しており講師の派遣を希望している等の説明があり、協議のうえ別途実施細目を設け連携について引続き検討していくことになりました
  7. 会長報告
    下記会合に出席した概要について報告がありました。
    1)横断型基幹科学技術研究団体連合会長懇談会(12月1日開催)
    2)日本学術会議経営管理工学専門委員会第19回シンポジウム(12月5日開催)
    シンポジウムに先立って開かれたFEMS代表者懇談会にて、日本学術会議の会員任期の変更・選出方法等の改革および研究連絡委員会の廃止予定に関する報告がありました。
  8. 特別委員会1
    12月9日に委員会が開催され、委員に落合伸夫氏、後藤康浩氏が追加され、詳細は次回理事会にて報告することになりました。
  9. 特別委員会2
    10月18日に開催された委員会についての報告がありました。
    現在の問題点について委員会で意見交換をしたところ、学会としての戦略、他学・協会との関係が今後の方策とされました。また、委員会より大学における経営工学関連分野の動向調査結果、新分野およびシンポジウムの開催等を通じて学会の対応を検討する必要があるとの提案がありました。
    審議した結果、委員会からの提案を理事会として実現していく方向とし、平成16年度秋季研究大会の期間中に特別委員会が中心となってシンポジウムを開催することが承認されました。
  10. 経営システム
    今後の予定(第13巻4号~第14巻1号)について報告がありました。
    ホームページ内での総目次の掲載とキーワード検索方法について検討中であり、特集企画文のホームページへの掲載は第14巻1号から準備するとの報告がありました。
    現在の広告掲載状況についての報告があり、広告の取扱については引続き検討することになりました。
  11. 表彰
    各賞の選考を依頼しており、2月6日に委員会を開催するとの報告がありました。
  12. 企画
    若手研究者育成の為に検討しているとの報告がありました。
  13. JABEE
    JABEE審査員養成研修会に参加してほしいと会員へ依頼しているとの報告がありました。また、研修会を受講された方は参加した旨の連絡をしてほしいと依頼しているとの報告がありました。
  14. 国際・渉外
    横幹連合の状況報告があり、連携についての体制を整える必要性があるとの報告がありました。
  15. 会員
    正会員・学生会員の入会申込書について様式を改訂したとの報告がありました。また、WEBからの入会方法については、引続き検討しているとのことでした。
    学会のパンフレットについては、現在のものを一部修正して使用し、ホームページが改訂される秋頃に改訂したいとの報告がありました。
  16. 財務
    委員会開催報告と、平成16年度予算を作成するにあたり予算配分を大きく増やすことは原則として難しいこと、特別事業及び学会の改革・PR等の事業についてはできる限り予算の配慮を検討したいとの報告がありました。
  17. 論文誌
    レフェリ推薦について、4月頃委任状を発送するとの報告がありました。また、英文特集号を検討中であるとの報告がありました。
  18. 大会
    平成16年度春季大会の概要について説明がありました。
  19. 学会名義使用許可願いについて
    翻訳出版契約に関して、学会名義を使用したいと西関東支部の加藤貞夫支部長から依頼があったとの報告があり、これを承認しました。
    なお、本件については長沢庶務理事が翻訳出版契約書の文言等について加藤支部長と調整することになりました。

次回理事会は、平成16年3月29日(月)PM2:00から、東京にて開催されます。