第26期 第17回理事会だより
第26期理事会の第17回会合が平成15年3月14日、青山学院大学にて開催され、理事12名全員、監事2名が出席しました。
議事録署名人として岸田孝弥氏、山田善靖氏の2名が選任されました。
平成15年2月末日現在、正会員2,021名 学生会員 182名 賛助会員 48社50口です。
今回の理事会では以下のことが審議されました。
- 名誉会員推戴に関する件について
大槻繁雄前理事(第20・23・24期理事)および俵信彦前会長(第14・15・18期理事、第24期副会長、第25期会長)の2名を名誉会員に推戴することが承認されました。
- 会員規定変更に関する件について
会費値上げに伴う会員規定の改定案が提案され、一部修正のうえ、承認されました。なお、この規定は評議員会に諮って承認された後、平成15年5月17日を改正日として平成15年度会費より徴収されることになりました。
- 各賞の推薦に関する件
各賞の選考プロセスと最終候補について説明があり、承認されました。また、論文賞の受賞者をなるべく出すように、選考方法等について委員会で検討することになりました。優秀学生賞については、今年度に限り副賞として生産管理用語辞典を贈呈することになっていますが、在庫が足りないため、5冊購入して贈呈することになりました。
- 学会賞
- 大崎紘一(岡山大学)
- 論文賞
- 該当者なし
- 論文奨励賞
- 奥村文徳(愛知工業大学)、青木洋貴(東京工業大学)
- 経営システム賞
- 佐藤武久(日本アイ・ビー・エム(株))
- 経営工学実践賞
- 高橋正三(新潟イーグル(株))
- 優秀学生賞
- 27名
- 選挙に関する件について
第27期役員選挙結果について報告があり、承認されました。
- 平成14年度決算・平成15年度予算に関する件について
平成14年度決算(見込案)および平成15年度予算(案)が提案され、一部修正のうえ、承認されました。平成14年度決算(見込案)について、正会員と賛助会員の年会費収入が予算を大幅に下回ったため約260万円の赤字になりますが、論文投稿料の未払が約115万円あり、緊急に対処することになりました。平成15年度予算(案)について、無理な収入の見込みは立てず支出に対しては実績を踏まえつつ出来る限り圧縮することとし、次期理事会へ引き継ぐことになりました。また、正会員会費値上げを総会に諮るため、二つの予算案を作成し、値上げした場合の値上げ分が支部交付金や大会など学会活動の活性化に使われることをよりわかりやすく明示することになりました。
- 大会規定に関する件について
大会規定(案)が提案され、協議のうえ、承認されました。本案は5月の評議員会に諮られます。また、大会運営細則(案)が次回理事会に提案され、次期委員会へ申し送られることになりました。
- 選挙に関する件について
役員および評議員選挙に関する問題提起と提案があり、協議した結果、以下のことが承認されました。
- 本選挙での役員の適任表示数について、投票者に理事会構成を考慮させる必要上、理事を3名から8名に、監事を1名から2名に変更すること。
- 立候補者をそのまま正会員による選挙の候補者として扱い、立候補の活性化を促すため立候補に必要な正会員推薦人の数を10名から5名へ変更すること。
- 別記投票については、別記投票の候補者から事前に同意を得ることが不可能なこと、および立候補者を正会員による選挙の候補者とすることから、別記投票を廃止すること。
- 役員候補者から得る同意の書式を細則に盛り込むこと。
- 得票同数の場合には、学会活性化のため若年者を優先すること。
- 役員候補者の選挙では、理事・監事候補者については略歴、会長候補者については略歴および学会運営に向けての抱負を開示すること。
これらを織り込んだ規定・細則の改定案が次回理事会に再提案されることになりました。
- APIEMSジャーナルの購読のお願いに関する件について
APIEMSジャーナルの購読に関する依頼があり、承認されました。
- 横断型基幹科学技術研究団体連合への参画に関する件について
横断型基幹科学技術研究団体連合へ当学会が参画すること、河野理事が同連合の監事候補として参画すること、宇井理事を同連合設立総会の代議員として推薦することが提案され、協議の結果、承認されました。設立総会には、当学会から太田会長・宇井理事・河野理事が出席することになりました。また、同連合設立に関する記事の「経営システム」誌掲載については内容を検討することになりました。
横断型基幹科学技術研究団体連合に関するアンケート実施結果が報告され、システムズマネジメント部門分科会の中間報告が作成中であるとの報告がありました。
- 平成15年度春季大会について
平成15年度春季大会に、109件の研究発表申し込みがあったとの報告がありました。
また、大会時に開かれるショートコース「水道哲学から創造哲学時代の経営工学」およびワークショップ「JABEEで変わる技術士資格取得」の紹介がありました。
- FMES/JABEE委員会委員の選出について
FMES/JABEE委員会の委員として、4月1日から動き始めるため平川保博教授(東京理科大学)・久米靖文教授(近畿大学)が選出されました。
- 「経営システム」誌への賛助会員の案内の掲載について
「経営システム」誌に賛助会員の案内を掲載するため会員委員会と編集委員会が協議するとの報告がありました。
次回理事会は平成15年5月16日東京にて開催されます。