第26期 第15回理事会だより

第26期理事会の第15回会合が平成14年11月8日、福島県のホテル福島グリーンパレスにて開催され、理事11名(3名欠席)、監事1名、論文誌編集委員長1名が出席しました。

議事録署名人として岸田孝弥氏、山田善靖氏の2名が選任されました。

平成14年10月末日現在、正会員 2,051名、学生会員 176名、賛助会員 51社53口です。

今回の理事会では以下のことが審議されました。

  1. 「特別賞」細則の改正について
    「特別賞」細則の改正が承認され、経営工学実践賞が新たに設けられ、優秀学生賞も細則の中に明記されました。
  2. 技術士総合技術管理部門試験採点員の推薦について
    技術士総合技術管理部門試験採点員として2名を9月18日付けでFMES会長に推薦したことが報告されました。試験採点員の名前は仕事の内容から非公開であり、選考の経緯について報告がありました。
  3. 倉持元副会長のご逝去に伴う慶弔について
    倉持元副会長のご逝去に伴う特別の慶弔について事後報告があり、これに伴い慶弔細則も一部修正されました。
  4. 役員・評議員の選考委員選出細則について
    役員および評議員候補者選考のプロセスとルール、評議員の定数および役員の選出定員が提案され、承認されました。評議員選出定員については、7割がブロック単位となっているため、評議員候補者がゼロになる支部ができた場合に、残り3割の選出定員を当該支部に割り振るかどうかの判断は選挙管理委員会に委ねることが承認されました。
    さらに、「役員・評議員の選考委員選出細則」を「役員及び評議員選任細則」として改正することが提案され、一部修正の上、承認されました。
  5. 平成15年度工学教育連合講演会の共催ならびに実行委員の推薦について
    平成15年度工学教育連合講演会を共催することを承諾し、岸田理事を実行委員として推薦することが承認されました。
  6. 日本IE協会との連携のあり方について
    1. 日本IE協会と日本経営工学会の各主催事業に対する連携について
    2. 平成15年度全国IE年次大会分科会での論壇的講演依頼について
    3. 「IEの役割」検討委員会の設置
    の三点について、具体的に進めていくことが了承されました。
  7. 年会費値上げについて
    財務委員会より、以下の通り、年会費値上げの提案がありました。
    過去22年間、会費を値上げせずに来たが、4年前から経常収支が赤字になり、平成9~13年度の赤字は年平均約116万円になっている。会費を値上げするのであれば、来年の総会までに現在の会員サービスの費用対効果の確認とサービス見直し、および各業務活動の支出削減を一層推進することを前提とする。値上げによって得る収入増をどのような会員サービス活動に充てるのかを理事会として政策を明確に示す。その場合には値上げして正会員10,000円年会費とするが、単に現状の赤字補填という目的の値上げであれば9,000円年会費とする。賛助会員は現状どおりとし、学生会員は現在のサービス内容を再検討し、現状維持あるいは場合によっては現在4,000円を引き下げることも検討する。
    審議の結果、現在進めている論文誌への多様な論文の掲載・充実、経営システム誌の普及、表彰制度の整備、大会開催法の改革、IE協会との連携等を一層推し進めるため、会費を2,000円値上げして10,000円にする方針が了承されました。次回理事会にて引続き検討の上、議決することになりました。
  8. APIEMSへのRE(Regional Editor)、EAB(Editorial Advisory Board)の推薦およびPAS(Participating Academic Societies)へのregistrationに関する件(Elected Board Memberの推薦について)
    Nomination of Regional Editorsに坪根斉教授(東京都立科学技術大学)、Nomination of Editorial Advisory Board Membersに太田宏教授(大阪府立大学)・黒田充教授(青山学院大学)・市村隆哉教授(日本大学)を推薦することが承認されました。また、Invitation of Participating Academic Societiesには回答していなかったが、「財政負担なし」なので、JIMAとしてAcademic Societiesに参加することが了承されました。
    また、Elected Board Memberの推薦については、河野理事が玄光男教授および石井和克教授と相談して人選することが了承されました。
  9. 大会委員会
    平成14年度秋季研究大会の参加予約者数について、正会員132名、学生会員23名、合計155名で、懇親会予約者は72名との報告がありました。また、大会受付の電子化・会場の有料化などに伴い、大会参加費の値上げを検討しているとの報告がありました。
  10. 企画・JABEE委員会
    企画委員会よりシンポジウム主催報告があり、JABEE委員会よりアンケート実施などFMES/JABEE委員会の近況報告がありました。(社)技術士会との交流について次回理事会に提案したいとの表明がありました。
  11. 編集委員会
    論文誌の論文多様化のため副委員長制の設置を検討しているとの報告がありました。
  12. 会員委員会
    来年春に会員名簿を作成する旨の報告があり、内容の体裁等について会員委員会で検討し、次回理事会にて報告されることになりました。
  13. 支部委員会
    大会期間中に支部長を集めて会合(支部委員会)を開催する旨の報告がありました。

次回理事会は、平成15年1月11日午後2時より大阪で開催されます。