第26期 第12回理事会だより

第26期理事会の第12回会合が平成14年5月17日、東京の青山学院大学総研ビルにて開催され、理事12名(1名欠席)と監事2名が出席しました。

議事録署名人として大野髙裕氏、坪根 斉氏の2名が選任されました。

平成14年4月末日現在、正会員2,034名、学生会員147名、賛助会員54社56口です。

今回の理事会では以下のことが審議されました。

  1. 専門分野キーワードについて
    専門分野キーワードについて、前回理事会後に各委員会および理事から頂いたコメントに基づき、修正案が提案され、協議した結果、24番目に「BPR」を加えるなど一部修正の上、承認されました。

  2. 支部細則の制定について
    新たに制定される支部細則(案)の修正案が提案され、一部修正の上、承認されました。

  3. 倫理規範(案)について
    倫理規範(案)が提案され、これを案として評議員会および通常総会で披露し、会員からの意見を募集すること、それに基づき倫理規定検討委員会で最終案を取りまとめ、来年度の評議員会で議決する計画が承認されました。

  4. 平成13年度決算・平成14年度予算について
    平成13年度決算については、会費収入が予算より収入率が高まり、正会員がやや増えましたが、賛助会員が減り続けています。また、論文掲載料が規定変更により収入減となりました。支出に関しては、大会関係・編集関係の経費をおさえて頂きましたが、今年度は、期間外収入を加算しても約60万円の赤字になりました。
    現在の会費では、これからの財政状況が厳しくなるため、会費値上げについて財務委員会で検討し、理事会に提案することになりました。
    平成14年度予算については、前年度よりも厳しい状況になっているので、各委員会に協力していただくよう依頼がありました。
    以上の平成13年度決算(案)・平成14年度予算(案)を協議した結果、承認されました。

  5. 平成14年度研究部会の承認と補助金額について 平成14年度研究部会の申請書類等に関する査定結果の報告があり、協議の結果、下記の継続5件、新設2件、計7件の研究部会が補助金額とともに承認されました。

    継続5件:
    KAIZEN and ERGONOMICS研究部会(主査:堀江良典)、
    製造業マネジメント教育研究部会(主査:豊島文雄)、
    COM・APS研究部会(主査:黒田充)、
    計算知能化研究部会(主査:辻村泰寛)、
    グループウェア/イントラネットとナレッジマネジメント研究部会(主査:宇井徹雄)
    新設2件:
    マネジメント・サイエンスのニューフロンティア(主査:石垣智徳)、
    住宅の生産性(主査:渡辺一衛)

  6. APIEMSジャーナルPlanning Committee委員の推薦について
    標記の委員推薦について、日本からAPIEMS Boardに参加している石井和克氏(金沢工業大学)と河野宏和氏(慶應義塾大学)を委員として推薦してはどうかとの提案があり、承認されました。

  7. 大会委員会
    平成14年度春季大会の参加予約状況(正会員157名、学生会員21名、非会員5名 懇親会77名)の報告がありました。また、今後の予定として、秋季研究大会を11月9・10日に福島大学で、平成15年度春季大会は5月17・18日に電気通信大学で、平成15年度秋季研究大会は10月18・19日に摂南大学で行うこと、平成16年度春季大会は5月に北関東支部の大学で開催する予定であることが報告されました。

  8. JIMA/JABEE委員会
    本日行われたFMESシンポジウムについての開催状況が報告され、秋季研究大会にJABEEについてのシンポジウムを計画しているとの報告がありました。
    また、JIMA/JABEE委員の新旧交代が提案され承認されました。

    新委員:
    平川保博(東京理科大学)、
    岸田孝弥(高崎経済大学)、
    石井和克(金沢工業大学)、
    伊藤謙治(東京工業大学)、
    大崎紘一(岡山大学)、
    大野髙裕(早稲田大学)、
    久米靖文(近畿大学)、
    酒井一博((財)労働科学研究所)、
    下田祐紀夫(群馬工業高等専門学校)、
    関 庸一(群馬大学)、
    辻村泰寛(足利工業大学)、
    北岡正敏(神奈川大学)、
    松井正之(電気通信大学)、
    松丸正延(東海大学)、
    渡辺一衛(成蹊大学)、
    渡辺 健(武蔵工業大学)

  9. 学会選出の科研費審査委員推薦について
    標記について推薦依頼文書を受けとりましたが、締め切りまでの時間的余裕がないため、会長と研究担当理事とでJIMA推薦の科研費審査委員を人選し推薦することが提案され了承されました。

  10. 国際・渉外委員会
    APIEMS新ジャーナル(Industrial Engineering and Management Systems)については、編集について議論中ですが、Call For Papers が出されており、発刊の準備を考えるとこれが同時に進むのはやむを得ないため、ホームページ等で会員に案内することが提案され了承されました。
    システム関係学会連合懇談会について、横断型の分野設定をJABEEや科研費で要請することを議論しているとの報告がなされました。

  11. 平成14年度評議員会・総会について
    評議員会資料・総会資料、進行についての説明があり確認しました。また、中村理事の逝去に伴う理事補欠に際して、住吉評議員の理事転出に伴う評議員補欠については評議員数が十分であるため行わないことが報告され了承されました。

  12. 生産管理用語辞典について
    現在の販売状況について報告がありました。

次回理事会は、7月19日、東京八重洲倶楽部にて開催されます。