目的

部会の目的・主旨               JIMAが産業界にとって魅力ある存在と認識されるため,産業界の参加を促進する企画・イベントを立案して,産学連携が活発となる段階的な実行施策をJIMAに提案する。

学会の使命は実戦経験の体系化・整理・理論の開発であるが,近年,実戦経験を提供する産業界の参加が少なく,産業界の学会メンバーも乏しく,増えるどころか減少している。その結果,産学連携の実績が非常に少なくなっている。そこで,産業でも大学でも成果が得られるようにするために,にはどんな仕組みが必要かを調査・研究する。

 

研究計画・方法                   西関東支部産学連携WGと連携し,JIMASWOT分析をベースにして,ヒアリングを中心に現状の学会における課題の明確化と活性化アイデアを創出するとともに,他学会の状況や産学連携向上施策を調査する。

次に施策内容で実施できるものに絞り,支部等を使ってプロトタイプ展開を行う。特に,以下の事例研究発表の活発化を第一段階として取り組む。

◇会議:当面2か月に1度のペースで開催し、部会として目指す方向や研究成果の提言方法等について検討を行う。

◇工場見学:企業から事例を抽出する場として活用する。

◇講演会開催:4~5社の企業の方に困っていることを発表して

頂き、事例研究として検討を行う。

◇事例シェイプアップ研究会:ここで検討した事例の中で論文として投稿できるレベルへシェイプアップする手段を模索する。
◇それぞれの事例研究内容・進行度合いが把握できるよう、月1回はメール,掲示板等を使いながら情報交換を行う。

(予想される成果)

 
研究成果の見通し              予想される最終的な研究成果は,JIMAへの産業界会員の増加の促進である。また,第一段階の事例研究の活発化により,JIMAの研究発表会や論文誌に多くの事例が載ることである。調査研究の成果としては,JIMAで産学連携が進まない問題を掘り下げて,その原因と対策を研究発表大会および経営システム誌で提案する予定である。