(社)日本経営工学会 イノベーションとマネジメント研究部会

第6回研究会開催のご案内




 標標記の件で、下記の通り研究会を催しますので、ご関心のおありの方のご出席をお待ちいたしております。ご出席を希望される場合は人数確定の都合上、8月4日(月)21:00までにe-mail:nose@dim.oit.ac.jp、あるいはFAX:06-6952-6197(大阪工業大学技術マネジメント学科事務室)にてご連絡賜りたく、お願い申し上げます。

開催日時: 2008年8月9日(土)14:00~16:45
開催場所: 大阪工業大学 大阪センター 305室
〒530-0001 大阪市北区梅田3-4-5梅田インテシオ3階
TEL 06-6954-4932
http://www.josho.ac.jp/corp/jigyoubu/osakacenter/index.html
(1)報告1 14:10~15:10(質疑10分含)
報告者1: 竹上 端一 氏(日本コンベヤ(株) 常勤監査役)
報告題目1: 「内部統制への取組みとセキュリティ・マネジメント」
講演内容1: 会社は「高品質」「高機能」「高信頼性」等のブランドの持つ高い製品の付加価値を重要視している中で、内部統制が機能していることは会社自身の品質を保証するものであり、ステークホルダーに対しても信頼の証であると考える。
また、リスクマネージメントの考え方がこの内部統制システムを構築する上で重要なキーワードとなっており、このリスクをどう捉えるかがセキュリティ・マネジメントに繋がっていると考えている。例えば、業務プロセスにおけるリスク脅威があることを明確化することにより、損失の評価を定量化する方法等、技術的な手法を得ることができる。
平成20年4月から施行される、会社法、金融商品取引法による内部統制システムに関して、当社がどのように取り組んだのかを、立場の違う視点に立って考えてみた。
経営者からみた視点
事務局の立場からみた視点
業務部門から見た視点
情報システムから見た視点
今回の発表は、これらの会社を取り巻く立場の違いが、この内部統制システム構築問題をどのように捉えどのように考え、どのように対処したのか、を実践した立場から報告するものである。
講師紹介1: 1972年 法政大学工学部卒業
1980年 川﨑重工業に勤務、海外プラントの電気制御設計に従事
1994年  日本コンベヤに勤務、海外プラントの電気制御設計に従事
1998年 同社、情報システム室、メーンフレームをオープンシステムに更新
2002年 日本セキュリティ・マネジメント学会 入会
2008年 日本コンベヤ株式会社、常勤監査役に就任 現在に至る
(2)報告2 15:20~16:20(質疑10分含)
報告者2: 森田 浩一 氏(有限会社 文殊システムソリューション 代表取締役)
報告題目2: 「食品業界におけるリスクとイノベーション」
講演内容2: 環境問題、原油高、食糧自給率が問題視される中、食品業を取り巻く数多くのリスクとその為の規制が注目され、食品関連企業の経営事情は非常に厳しい時代を迎えています。
その中で生残ってゆくためには従来の経営方針を改革し、食品業特有の閉鎖的ノウハウを逆に技術経営のベースとして生かしてゆくことが唯一の方法と気付かなくてはなりません。
今回は、そのような背景の下での改革事例をご紹介したいと思っています。
講師紹介2: 大阪工業大学 経営工学科卒
卒業後、ウチダプログラムプロダクツ、ウチダコンピューターエンジニアリング、ウチダエスコにて生産管理、原価管理のシステム開発、プロジェクトマネージャーを経て2000年独立。2001年有限会社文殊システムソリューション設立。
独立後はそれまでの経験を生かし内田洋行、同直系販社と食品メーカー向システム導入コンサルティング、全体設計など数十社の実績を持ち、日本IBM,三井物産、富士通FJBなどの企業、北海道IT推進協会、ノースティック財団、商工会議所等のセミナー等を通じて食品企業向けの独自のソリューションを展開しています。
(3)討議時間: 16:20~16:45
参加費(講演会): 500円
問合せ先: 大阪工業大学
TEL 06-6954-4320
nose@dim.oit.ac.jp
次回予告(第7回研究会)2008年9月10日(水)東京地区予定

第6回(社)日本経営工学会イノベーションとマネジメント研究部会申込み用紙